隠れブラック施設?残業なしの施設が危ない理由。失敗しない介護職の転職

隠れブラック施設?残業なしの施設が危ない理由。失敗しない介護職の転職

介護業界には、残念なことですが労働環境の悪いブラックな施設がまだまだ多く存在しています。

介護職として介護施設への転職を考える際、あなたは「残業なし」ということを条件の一つにしていませんか?

「残業なし」というとホワイトな労働環境というイメージがあります。

 

ですが…

 

介護施設で残業なしを売りにしている施設は危険です!

 

残業なしを売りにするくらいならば、「うちの施設は、毎月5、6時間ぐらい残業あるよ」という施設の方が、まだホワイトな労働環境であることが多いです。

 

この記事では、残業なしの介護施設がブラック施設である可能性が高い理由と、残業なしの隠れブラック施設を見分ける方法6つを紹介していきます。

介護職の転職で失敗しないために、知っておくと必ず役に立つ情報なので、介護職で転職を考えている方はぜひご覧ください!

 

残業無しを売りにする施設が危ない理由

残業無しを売りにする施設が危ない理由

 

残業無しの施設が危ない理由

それは…

 

ほとんどの介護施設が残業無しで運営するのが難しい状況にあるからです

 

そのため、残業無しを売りにする施設は…

 

残業無し!(ただしサービス残業はあるよ!)

 

である恐れが高く、いわゆるブラックな労働環境であることが多いということになります。

その理由を順をおって紹介していきます。

 

介護施設が残業なしで運営するのが難しい理由

 

 

介護施設が残業なしで運営するのが難しい理由

 

  1. 介護職員の人数が不足しているため
  2. 施設を運営する為には人件費を抑える必要があるため
  3. 利用者の転倒、体調不良など残業せざるを得ない対応がある

 

 

①介護職員の人数が不足しているため

厚生労働省が「2025年で38万人の介護職員が不足する」という推計を発表していることから分かるように、現在進行形で介護職の人数は不足しています。

そのため、各々の施設に在籍している介護職員も不足傾向にある為、人数不足を補うために、多かれ少なかれ残業が必要となります。

 

②施設を運営する為には人件費を抑える必要がある為

介護施設の費用でもっとも多くを占めているのが人件費です。

例えば、特別養護老人ホームの人件費率の平均は70%前後となりますが、施設の経営を安定させるためには、人件費をなるべく抑えることがカギとなります。

そして、人件費を抑えるためには、最低限仕事を回せるくらいの人数に雇用を抑える必要があります。

あなたは一年のうち風邪をどれくらいひきますか?私は一年に一回は風邪をひいています。

風邪をひいたら3~4日は欠勤することになりますが、施設の全介護職員(50人)が一年に一回体調不良となると仮定すると、4日×50人×8時間 = 1600時間分、本来働くはずの職員が、働けない時間が発生します。

その1600時間を穴埋めするために、残業が必要となります。

 

③利用者の転倒、体調不良など残業せざるを得ない対応がある

利用者の転倒、体調不良などは、24時間・365日生活をしていれば、避けて通ることはできません。

転倒・体調不良などが発生すると、当然その対応が必要となります。

突発的に起こることに対応するために、残業が必要となります。

 

 


現状では、介護施設は完全に残業なしで運営するのは難しい、そこを「残業なし!」と言われると逆に怪しくなるね…

 

残業なしの施設がブラック施設である恐れが高い理由

残業なし!を売りにしている施設は、そこに間違いなくこだわりを持っています。

こだわっているという事は、書類上は残業なしで通しているという事です。

ですが紹介してきたように、現状で介護施設を残業なしで運営していくのは難しいです。

残業は確実に発生するはずなのに、書類上は残業なし…

 

つまり、サービス残業はある!

 

ということです。

面接や広告で残業なしと書いてあったから応募して、いざ働いてみたらサービス残業があったら、どう思うでしょうか?

話が違うと裏切られた気分になりませんか?

裏切られた気分のまま働けば、その施設はあなたにとってブラックな施設となるはずです。

 


面接で「うちは残業なしだよっ!」と言っておいて、実は…なんて、少なくとも誠実な対応ではないよね!

 

 

残業無しの隠れブラック施設を見分ける方法6つ

残業無しの隠れブラック施設を見分ける方法6つ

 

世の中には、本当に残業なしの施設があるのかもしれません。

ですが、紹介してきたように、そのほとんどは「サービス残業はあるよ!」という書類上だけの「残業なし」です。

これから、残業なしを売りにする隠れブラック施設を見分ける方法を紹介していきます!

 

残業なしの隠れブラック施設を見分ける方法6つ

 

  1. 給料がその地域でズバ抜けて高い
  2. 職員数が少ない
  3. 離職率が高い
  4. ほとんどの職員の顔が笑っていない
  5. 職員が利用者さんと話している姿を見かけない
  6. サービス早出がある

 

①給料がその地域でズバ抜けて高い

地域差はありますが、介護施設の収入である介護報酬は利用者定員100名の同じ形態の施設同士を比べると、そう大きな違いはありせん。

収入の額は変わらないのになぜ給料に差が出るのか?

それは介護職の人数が少ないからです。

単純な例でいえば…

  • 1000万円(収入) ÷ 30人(職員数) = 33万円(給料)
  • 1000万円(収入) ÷ 40人(職員数) = 25万円(給料)

という風になります。

介護職の給料はその施設の職員数が少ないほど、増える傾向にあります。

職員数が少ないと、一人当たりの作業量が増えるため、残業は増える傾向にあります。

 

【参考】介護施設の収入と給料の仕組みについて紹介した記事↓です

 

>>高給料の施設は何が違う?答えは介護の給料が安いと言われる理由の中にあり

 

 

②職員数が少ない

介護職員が少ないと一人当たり作業時間が増えるため、残業は増える傾向にあります。

介護施設の利用者の在籍数や従業員数は「厚生労働省 介護サービス情報公表システム」で閲覧ができます。

同じ形態の介護施設同士で比較し、介護職の人数が少ないようであれば、残業は増える傾向にあります。

職員数の参考私自身が勤めている介護施設(特別養護老人ホーム)は、月の残業は多くて3時間、少ない月で1時間くらいあります。利用者の定員は110人で、介護職員の人数は常勤34人、非常勤17人です。

 

③離職率が高い

離職率が高い介護施設は、介護職員が働きにくい施設である場合が多いです。

「残業なし」を売りにしているにも関わらず、離職率が高い場合、サービス残業はありである恐れが大きいです。

介護施設の離職率に関しても「厚生労働省 介護サービス情報公表システム」で閲覧ができます。

 

④ほとんどの職員の顔が笑っていない

転職エージェントを利用するなどにより、採用前に施設見学を行うことが出来ます。

サービス残業が多い施設ほど離職率は高く、施設見学にきた人にも「どうせ入ってもの辞めるんでしょ?」というムードが職員に漂います。

そのため施設見学者に無関心となり、真顔で働いてる職員を多く見かけることになるでしょう。

 

⑤職員が利用者さんと話している姿を見かけない

サービス残業が当たり前の施設でも、好きでサービス残業をしたい職員は少ないです。

そのため、食事・排泄・入浴といった最低限の生活を支える業務を優先的に終わらせていく必要があります。

利用者さんとの会話やレクリエーションといった、楽しみに部分は置き去りにされがちになります。

 


転職に失敗しないために、施設の見学は出来るならば必ずしよう!

 

⑥サービス早出がある

残業時間は0時間を守らせる方針の施設でも、勤務時間前の労働である早出には寛容な施設も存在します。

時間内で済まない作業量を終わらせるためには、早く出勤して作業する、休み時間も作業する、残業するのいずれかをする必要があります。

残業が禁止されている場合、早出、もしくは休み時間中に作業する必要が出てきます。

残業0時間を守らせるのは、対外的に「残業なし!」と宣言したい思惑があります。

そのため、早出をしても当然、時間外手当はつきません。

 


残業なしを売りにしている介護施設は、紹介した6つの方法で本当に残業がないのか見分けよう!

 

 

残業なし!の隠れブラック施設に就職しないためには?

残業なし!の隠れブラック施設に就職しないためには?

 

残業なし!を売りにしている隠れブラック施設に転職しないための方法を2つ紹介します。

ひとつは、自分自身で探す方法、もう一つは転職エージェントを利用する方法です。

 

自分自身で転職先を探す方法

まずは、ネットなどで自分の希望に合った求人を探します。

介護求人ナビ」は求人数が多く、情報も整理されているため、自分自身で転職先を探したい場合に便利です。

 

残業の有無を確認したい場合は、面接時などに残業時間を確認します。

ですが、そこで聞いた答えを鵜呑みにせず、紹介した「残業なしの隠れブラック施設を見分ける6つの方法」でしっかりと見極めていきましょう!

 


「介護求人ナビ」は面倒な登録をしないでも、求人の検索ができるから手軽に利用できるよ!

 

転職エージェントを利用する方法

自分自身だけで、ホワイトな介護施設を見つけられるか不安という方は、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職サイト「しろくま介護ナビ」はホワイトな介護施設を紹介することに特化した転職サイト(転職エージェント)です。

紹介する求人に関しても「残業なしの求人」ではなく「残業5時間未満、サービス残業無し」としています。

 

 


しろくま介護ナビは実現可能な残業条件の求人を紹介しているから信頼がおけるね!

 

 

まとめ

 

残業無し!を公表している介護施設が危ない理由と、残業なし!の隠れブラック施設を見分ける6つの方法を紹介させていただきました。

残業なし!と聞くと聞こえはいいですが、介護業界の現状を考えると、給料・休日などの待遇がそれなりに良い施設が、残業なし!というのは実現することが難しいです。

 

転職を考える際は、残業なし!には何か理由があると思うことが、転職に失敗しないために必要と言えるでしょう。

自分で転職先を探す、転職エージェントを利用するに関わらず、隠れブラック施設を見分ける6つの方法で、見分けていきましょう。

 

この記事が、あなたが「残業の少ない」優良施設で働ける一助となれば幸いです!

 

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