【退職手順】介護職を退職するときの流れ。有給消化・ボーナス!円満退社!

退職手順

介護職を退職しようとする際、はじめての退職では、どのくらい前に退職の意思を伝えればよいのか?退職の手順が分からないなど、戸惑うことが多いと思います。

会社を辞める時は、出来るだけストレスを少なく、円満に退職したいものです。

ですが手順やスケジュールを間違えると、残っている有給が消化できない、ボーナスを貰い損ねるなど、満足のいく退職が出来ないばかりか、円満退職とは程遠いトラブルだらけの退職となってしまいます。

ここでは、私自身の介護施設の退職経験を元に、介護施設を退職する際の手順や、退職時に返却するもの、退職時に会社から受け取るものを紹介していきます。

 

 

まずは退職の意思を固める

退職の意思

 

退職したいと思うことと、退職の意思を固めることは違います。

退職したい、退職しようと思っても、数多くの人間に退職を引き止められたりすることで心変わりをすることもあります。

介護施設での退職を考える場合、まずはじめに、退職を決めたらやり通す意思を固めることが重要です。

 

退職の意思を伝えると、ほぼ退職を引き止められる

介護施設での退職を考える場合、まずは退職の意思を固めることからはじめます。

これは、上司に退職の意思を伝えた場合、施設が退職して欲しいと思うほど問題のある人材以外、まず間違いなく退職を考え直すように言われるからです。

直属の上司のみならず、所属課の課長や施設長からも退職を考え直すように説得され、時には待遇や、退職の理由となっている不満点の改善を持ち出されることになります。

自分を必要としている事を、待遇の改善まで持ち出して伝えられると、うれしい気持ちも湧いてきます。

ですが、退職の意思を伝えた場合、退職をやりきる意思を強く持って、退職の引き止めを振り切りましょう。

一時的な待遇の改善があり、現在の施設に残留したとしても、一度退職の意思を口にした時点で、あなたはもしかしたらまた退職しようとするかもしれない人材になってしまいます。

 


退職の意思を伝えるのは退職の意思が完全に固まってからにしよう!迷っているうちは、まだ伝える時じゃないよ!

 

退職を迷っているときは

退職を考えるということは、何かしら今の職場に不満があるということです。

人間関係、意地悪な上司や同僚、給料、休日の少なさ、サービス残業などなど、退職を考える理由は人によりそれぞれです。

退職の意思が固まらない、引き止められたら退職をやり通せないかもしれない、と思っているうちは、まずは退職の意思は伏せておき、不満点を上司に相談してみるのも一つの手です。

人間関係などに悩んでいるならば、その原因となっている人と仕事で一緒にならないように配置変更してもらうなど、上司に相談することで解消される不満も多くあります。

それでも、不満が解消されなかったり、退職の意思が変わらなければ、しっかりと退職の意思を固めて、直属の上司に退職の意思を伝えましょう。

 


人間関係の悩みは、たった一人のあなたに合わない人間が原因となっている場合もあるから、上司に相談することによって解消が見込める不満の一つだね

 

【参考記事】

退職を迷っているかたは↓の記事が参考に、退職するのか?しないのか?自分の意思を固めましょう!

 

>>退職を迷っているときに確認すべき13個のこと【その退職、本当に後悔しない?】<<

 

 

 

 

介護施設を退職するときの手順

退職の手順

 

介護施設を退職するときの手順や注意点を紹介していきます。

 

 

介護施設を退職するときのスケジュール

 

退職の意思を伝える
①まずは退職の意思を直属の上司に伝えます。上司や施設長などから退職の引き止めがある場合もありますが、意思を強く持って退職を実行しましょう。
退職時期の相談
②退職時期の相談と決定をします。残っている有給日数にもよりますが、有給をしっかり消化するならば3カ月前位に退職の意思を伝えておく必要があります
退職届
③退職届の提出をします。施設側から退職届の提出を求められる場合もありますが、言われていない場合も退職日の相談が済み次第、速やかに退職届を提出しましょう。
有給の消化
④有給が残っていれば有給を消化します。
退職
⑤有給消化が終われば無事に退職です!

 

 

 

 

①上司に退職の意思を伝える

上司に退職の意思を伝えます。

伝えるのは直属の上司、介護施設ならば主任や係長といった現場の責任者に伝えるのが一般的です。

伝える手段は退職願といった書面で伝える方法もありますが、口頭でもかまいません。

書面で伝えた方が、言った言わないといったもめ事が起きにくいので、退職願を用意して渡す方がより良いといえるでしょう。

 

 

【参考記事】

介護職を退職するときの伝え方をもっと詳しく!という方は↓の記事を参考にしてください。

 

>>介護職を退職するときの伝え方。円満退職するためのコツはたった1つだけ<<

 

 

 

 

退職を伝える時期はいつごろ?

正社員など、期間の定めのない雇用契約の場合、法律では退職の2週間前までに退職届を提出すれば退職することが可能です。

ですが、退職の1カ月前までに申し出ることなど、会社で退職の申し出に関する就業規則が設けられている場合が多くあります。

基本的には、会社の就業規則よりも法律が優先されるため、会社の就業規則で1月前までに…、と定められていようと退職届の提出から2週間後に退職することが可能です。

ですが、残っている有給を消化したうえ、なるべく会社にかかる迷惑を少なくし、円満に退社したい場合、残っている有給の日数にもよりますが、退職日の3カ月前(就業規則で3カ月前以上を規定している場合は除く)くらいには伝えておきたいところです。

 

退職を伝える時期のポイント

 

  • まずは自分の会社の就業規則を確認する
  • 有給・円満退社を考えると3カ月前位には伝えたい

 

ボーナスを貰って退職したい場合

まずはボーナス(賞与)に関する就業規則を確認しましょう。

確認すべき内容は…

 

ボーナスを貰って退職、確認すべきこと

 

  • ボーナス支給の在籍日の要件確認
  • 退職予定者への減額規定があるか?
  • 業績により支給されない場合があるか?
  • 退職後のボーナス返還義務があるか?

 

例えば、ボーナスの支給要件として、支給日の月初め(1日)に在籍している必要があり、6月の中旬がボーナス支給日の場合、有給消化中も会社へ在籍していることは変わらないため、6月末を退職日とし、6月1日~30日を有給消化期間としてもボーナスを貰うことが可能です。

退職予定者への減額規定や、ボーナス支給後○○カ月以内に退職した場合は返還の義務あり、といった場合は、規定に合わせて退職日の設定や、退職の意思を伝えるタイミングを決める必要があります。

新しい仕事が決まっている場合、新しい職場でのボーナスの算定期間なども絡んでくるので、現在の職場で満額ボーナスを貰うことにこだわりすぎず、新しい職場とのトータル額で考えることが大切です。

 

 


退職するときは、自分や家族の生活を成り立たせるために、しっかりと計画を練って実行したいね…!

 

 

②退職時期の相談

退職時期の相談と決定をします。

次の仕事が決まっている場合は、次の仕事の開始日に間に合わせる必要があります。

有給消化と、円満退職を考えると、前述したとおり退職日の3カ月前くらいまでに退職の意思を伝えておく必要があります。

介護職の退職では、引継ぎする要素も少ないため欠員の補充が施設側として必要なことになりますが、3カ月前に伝えていれば最低限の義理は果たしているといえます。

とはいえ、なるべく円満に退職したいのであれば、「ここまでは勤務してほしい」などの要請には出来る範囲で応えていくことも必要となるでしょう。

 


自分の希望だけを押し通すと良い退職が難しくなるよ、出来る範囲で施設側の要請も受けていくと、いい印象を残して退職できるよ!

 

③退職届を提出する

「②退職日の相談」で正式な退職日が決定したら、出来る限り早めに退職届を提出しましょう。

退職届は施設側から提出を求められなくても、必ず提出しましょう。

退職日の認識があっているか?言った言わないのトラブルを回避するためです。

退職届を書く前の確認事項としては…

 

退職届を書く前の確認事項

 

  • 退職日の確認
  • 自分の所属部署の確認
  • 誰宛に退職届を提出するかの確認

 

私自身もそうでしたが、介護職として働いていると、自分の所属している部署の正式名称があいまいな事があります。

「介護事業部介護課」など、意外と立派?な正式名称がついている場合があります。

施設長あてに退職届を提出するものだと思っていたら、理事長宛てに提出するのが規定で再提出を求められる、といった失敗もあります。

「誰に」退職届を提出するのかも事前に確認しておきましょう。

 

 

退職届の例

介護施設を退職する際の、退職届の例を紹介します。

退職届のフォーマットは「マイナビ転職」さまの退職届テンプレートを使用させて頂きました。

【退職届の例】

退職届

 

 

退職届と退職願いの違いは何?

退職願は、「〇月〇日をもって退職したいです」という意思を伝えるための書類。口頭で退職の意思を伝えることも可能だが書面で提出した方がより強く意思を伝えることが出来ます。

この意思表示をもって会社が雇用契約を解除するか?の検討。具体的な退職日の決定の交渉に入っていきます。

退職届は、会社側から退職が認められ、退職が確定したのち、「〇月〇日をもって退職します」と意思表示をするものです。

法的な提出義務はなく会社から提出を求めれない場合もあるが、言った言わないなどのトラブルを避けるためにも、退職が認めれ次第速やかに提出する必要があります。

 


退職願は口頭でも問題とならない場合もあるけど、退職届はしっかり提出しないとトラブルのもとになるよ!

 

 

【参考記事】

 

退職願と退職届の正しい書き方について詳しく知りたい場合は、↓の記事をご覧ください。

>>【介護職の退職】退職願と退職届の役割の違い。提出の時期と正しい書き方<<

 

 

➃有給の消化

まずは、あなたの有給がどの程度残っているのかを把握しましょう。

ただ、有給がかなりの日数残っている場合、退職の申し出が1月前などになってしまうと、有給の取得を渋られるなど、スムーズな有給休暇の取得が難しくなってしまいます。

そのため、前述したとおり3カ月前には退職の意思を伝えることが、スムーズな有給休暇取得には大切なことです。

上司と退職のスケジュールを共有し、引き止め、引き延ばしなどには応じる必要はありませんが、ここまでは仕事して欲しいなどの要請をある程度受け入れていくことが、円満に有給を消化することには大切なことです。

有給休暇は、労働基準法で定められている労働者の権利です。

退職が決まっていても、そこに変わりはありません。

直属の上司に有給消化を拒否された場合は、更に上の上司や他部署にも相談してみましょう、それでも解決しない場合は、労働基準監督署に相談するのも一つの方法です。

 

未消化の有給は買い取りしてくれるの?

 

有給休暇は労働者を休ませるための権利のため、買取は労働基準法で原則禁止されています。ですが、退職する際に、やむを得ず未消化となってしまう有給休暇に関しては例外的に買取が認めれています。

ですが買取は義務ではないので、買取に関する対応は会社によって様々です。未消化の有給が発生してしまいそうなときは、就業規則などで、あなたの会社の買取に関する対応を確認しましょう。

 

 

 

⑤退職

有給が残っていた方で、有給の消化が終われば無事に退職です!

最終出勤日と有給の消化の仕方は人それぞれです。

有給消化前を最終出勤日とし、退職日も有給中である人もいれば、退職日前日まで有給をとり、退職日を最後の出勤日とする方もいます。

上司と相談し、あなたの退職スケジュールに合った方法で最終出勤日を決めましょう。

 

 

退職の時に返却するもの、受け取るもの

退職時に返却するもの

 

退職時に会社に返却するもの、会社から受け取るものを紹介します。

 

退職時に返却する物

 

退職時に返却するもの

 

  1. 健康保険被保険者証
  2. 社員証や名刺
  3. 通勤定期
  4. 支給されている物品

 

 

①健康保険被保険者証

自分の健康保険証と、扶養家族がいれば扶養分の健康保険証を退職日に返却します。

新たな就業先が決まっていれば、新しい職場から健康保険証を受け取ることが出来ます。

仕事が決まっていない場合は、国民健康保険に加入することになります。

 

②社員証や名刺

会社への所属を証明する社員証を退職日に返却します。

一般介護職の場合、名刺を支給されていることは少ないですが、支給されている場合返却します。

 

③通勤定期

支給されている場合は退職日に返却します。

 

➃支給されている物品

制服、Tシャツ、文房具など、支給されている物品を返却します。

 

 

退職時に会社から受け取るもの

 

退職時に会社から受け取るもの

 

  1. 源泉徴収票
  2. 年金手帳
  3. 雇用保険被保険者証
  4. 離職票
  5. 健康保険資格喪失証明書

 

①源泉徴収票

所得税の年末調整に必要です。

年内に再就職した場合、新しい勤め先に提出します。年内に就職しなかった場合は、確定申告の際に必要になります。

 

②年金手帳

公的年金の加入者である事を証明する手帳です。

会社に預けていた場合は退職時に受け取ります。

 

③雇用保険被保険者証

雇用保険の加入者であることを証明する書類です。

再就職した場合、新しい職場に提出します。

 

➃離職票

会社を退職したことを証明する書類です。

ハローワークで失業給付の受給手続きをする際に必要となります。

再就職が決まっている人は必要ありません。

 

⑤健康保険資格喪失証明書

再就職をしない場合は、国民健康保険に加入することになりますが、その手続きの際に必要となる書類です。

退職する会社に申請し発行してもらう必要があるので、忘れないように注意しましょう。

退職時に受け取る、または退職後に郵送されます。

 


あとで、焦らないためにも退職時に返却するもの、受け取るものをしっかりと把握しておこう!

 

 

【参考記事】

 

退職時に会社から受け取るもの、会社に返却する物の詳しい紹介と退職時に使えるチェックリスト付きの記事↓です。

 

>>退職時に会社から受け取るもの、返却するもの(チェックリスト付き)<<

 

 

 

退職後に再就職するために

再就職

 

介護施設を退職し、途切れさせずに再就職するのか?一休みしてからまた仕事を探すのか?は人それぞれです。

再就職先を探す際、就業しながら、退職スケジュールをこなしながら再就職先を探すのは時間的にも精神的にもキツイものです。

そんな時に大いに役に立つのが、転職先を紹介してくれるサービスである転職サイト(転職エージェント)を利用することです。

自分の希望に沿った転職先の紹介や、面接スケジュールの調整などを行ってくれるので、自分自身のみで転職活動するより大きく負担が軽減され、在職中でもより良い条件の職場で働くための質の高い転職活動が可能です。

また、現在の職場を退職するときに分からないことがあった時にも相談に乗ってくれます。

介護の仕事をしていて、再就職も介護の仕事でと考えているなら、介護の転職サービスの中でも業界最大級の規模をもつ「スマイルSUPPORT介護」や、ホワイトな職場の紹介に特化した「しろくま介護ナビ(旧 ハートフル介護士)」といった転職サイト(転職エージェント)を利用することがおすすめです。

 

 


転職サイト(転職エージェント)を利用すると、個人で転職活動するよりも転職活動の負担が少なく、条件の良い転職先を探すことが出来るよ!

 

 

おすめの転職サイト(転職エージェント)をまとめた記事↓も良かったらご覧ください!

転職サイト
2019年現在、介護の転職をサポートする介護転職サイト(転職エージェント)は数多くあり、インターネットで検索しても、いったいどの転職サイトを使え...

 

転職サイト(転職エージェント)の利用の流れをまとめた記事↓も良かったらご覧ください!

介護の仕事をしている方は身を持って体験している方も多いと思いますが、介護の仕事の定期昇給額は低めです。(...

 

 

まとめ

 

介護施設を退職するときの手順と退職時に会社に返却する物、会社から受け取るものを紹介させて頂きました。

有給をしっかり消化し、ボーナスを貰っての円満退職は、なるべく早め(退職3カ月前には退職の意思を申し出る)のアプローチと、現在の職場に対して、出来る限り不義理をしないというスタンスが大切です。

上司と相談しつつ、あなたにとって良い退職となるように、しっかりと計画を練って望みましょう。

また、再就職の際には「転職サイト(転職エージェント)」の活用がおすすめです。

転職のプロの力を借りることにより、転職にかかる労力を軽減し、個人で転職活動をするよりも良い結果を得ることが可能です。

 

 

今スグに、ストレスなく、無駄な消耗なく退職したい方必見!退職代行とは?

>>退職代行とは?サービスの利用金額やメリットとデメリットは?

 

 

 

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

朝焼け

【介護派遣】日給3万円以上?夜勤専従。仕事内容はどんな事をする?

新人の孤独

介護職の新人はなぜすぐに辞めるのか?定着してもらう為の7つのポイント

介護職のキャリアアップ!無料で介護職員実務者研修の取得は可能か?

退職時に会社から受け取るもの、会社に返却するもの

【介護職の退職】退職時に会社から受け取るもの、会社に返却するもの

隠れブラック施設?残業なしの施設が危ない理由。失敗しない介護職の転職

隠れブラック施設?残業なしの施設が危ない理由。失敗しない介護職の転職

年収アップの秘訣!介護転職サイト(転職エージェント)の利用方法を解説!