介護職の雇用形態。正社員、派遣など、それぞれの特徴とメリット

青空

 

介護の職場は、10代、20代から60代、70代まで幅広い年齢の方が働いています。

それぞれのライフスタイルや、年齢にあった働き方が出来るのも介護の仕事の特徴です。

ここでは、介護職の雇用形態の特徴と仕事内容、それぞれの雇用形態を選択するメリットを紹介していきたいと思います。

 

 

介護職の雇用形態

 

 

介護職の雇用形態

 

  • 正社員
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • 紹介予定派遣社員
  • パート社員(介護職)
  • パート社員(介護助手)

 

 

介護職の主な雇用形態は「正社員」「契約社員」「派遣社員」「紹介予定派遣社員」「パート(介護職)」「パート(介護助手)」の6つです。

「しっかり稼ぎたい」、「空いている時間に働きたい」、「介護がどんな仕事か働きながら確かめたい」、「定年後の空いた時間を活かして社会に貢献したい」など、自分の望みや、ライフスタイルに合わせて働き方を選ぶことができます。

 

 

介護職の雇用形態の特徴、仕事内容、メリット

 

介護職の6つの主な雇用形態「正社員」「契約社員」「派遣社員」「紹介予定派遣社員」「パート(介護職)」「パート(介護助手)」の仕事内容とメリットを紹介します。

正社員の特徴、仕事内容、メリット

 

正社員の特徴と仕事内容

正社員は、施設や介護事業所の直接雇用です。雇用期間は原則定年までで、待遇は他の雇用形態より優遇されていますが、その分、仕事の量や責任がともないます。

仕事内容は、利用者の「食事、排泄、入浴の介護」という主な仕事のほか、「食事配膳や準備」「居室やフロアの掃除」「車椅子や物品の整理・掃除」など、介護職が担当するあらゆる仕事を把握している必要があります。

新しく入ってきた職員の教育や、指示・指導をする必要があるからです。

そのほかに、「他職員への業務指示」「利用者のご家族への対応」「利用者の記録」「担当利用者の対応検討・決定」「新人教育」「発熱・転倒など特別な対応が必要な利用者の対応」なども、主に正社員が行います。

 

正社員のメリット

正社員は仕事内容が多く、責任が重い分、給与、福利厚生、諸手当など、待遇面では優遇されています。ボーナスも支給されるところがほとんどです。

また、派遣など期間のある働き方ではないので、仕事が突然なくなる心配が少ないこともメリットといえるでしょう。

仕事内容としては、利用者の身体介護、生活援助のほか、書類仕事や指示・指導も仕事なので、より深く介護の仕事を行えます。

転職する際にも、正社員としての経験は、職歴として活きてくるでしょう。

 

正社員のメリット

 

  • 給与、福利厚生、手当面の優遇
  • ボーナスがある
  • 定年まで働ける
  • 介護の仕事に深く関わる事ができる
  • 転職する際に有利

 

 

 


責任や仕事の量が多いけど、その分だけやりがいがあるね!安定感や待遇も正社員のメリットだね!

 

契約社員の特徴、仕事内容、メリット

 

契約社員の特徴と仕事内容

契約社員は契約時に雇用期間が定められています(最長3年間)。契約期間後は、新たな契約を結ぶか、他の職場を探すことになります

介護職の契約社員の主な仕事内容は「食事、排泄、入浴」の介護、「食事配膳の準備」や、「居室環境の整備」などのほか、「利用者の記録」、「担当利用者の対応検討・決定」など正社員ほどの仕事量はありませんがほぼ同範囲の仕事内容である場合が多いです。

正社員を目指している場合は、契約社員から正社員になる為のルートと、実際に正社員になった過去の実績がどれくらいあるか、確認しておく必要があるでしょう。

実際に働きはじめた後に、正当な理由なく正社員登用の機会を引き延ばされたり、あいまいな理由ではぐらかされたりする場合は、施設の事情により、正社員登用にあまり期待がもてない可能性が高いです。

正社員を望むならば、転職エージェントを利用し、別の施設への転職も視野に入れた正社員の道を探るのも一つの手と言えるでしょう。

 

契約社員のメリット

契約社員は、未経験から正社員を目指す場合は、パートで働くよりも多くの経験を積めるる事が多い為、正社員を目指しやすい雇用形態です。ボーナスや手当の有無は契約によります。

実際に正社員を目指すには、しっかり働くのは当然として、雇用先に正社員登用の制度があるかどうかも重要です。確認をとりましょう。

数年後に田舎に帰る予定があったり、経験を活かして他に何かをする予定がある場合は、契約の終了にともない辞めることが出来るのでメリットといえるでしょう。

 

 

契約社員のメリット

 

  • パートより正社員を目指しやすい
  • 介護の経験を多くつめる
  • 契約によってはボーナスも出るところがある
  • 期間が決まっているので、その後の予定を立てやすい

 

 

 


正社員を目指す場合は、正社員の登用ルートと、過去の登用実績をしっかり確認をしよう!

 

 

派遣社員の特徴、仕事内容とメリット

希望

派遣社員の特徴と仕事内容

派遣社員は、施設や事業所の直接雇用ではなく派遣会社に所属し、一定の期間、施設や介護事業所で働きます。

派遣期間は3か月更新の施設が多く、最長で3年までの雇用契約を結べます。

仕事内容は、「食事、排泄、入浴」の介護、「食事配膳の準備」などが多く、介護の技術派遣といったイメージで、「利用者の対応決定」など、他部署との連携が必要な仕事や職員教育などは行わない場合が多いです。

夜勤専従の派遣の場合は、夜勤の仕事をおこないます。

 

派遣社員のメリット

派遣社員は、週2、3回、日中のみや、夜勤専従など、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができます。雇用期間が決まっている為、人間関係に悩まされる機会も少ないです。

また、直接雇用ではない為、残業の管理は厳しく、サービス残業をさせられる心配は無いと言えるでしょう。

時給が直接雇用より高めな設定が多いのも特徴です。夜勤専従ならば、1回の夜勤につき20000~30000円くらいの日給が望めます。

 

 

派遣社員のメリット

 

  • ライフスタイルに合わせた働き方ができる
  • 人間関係の悩みが少ない
  • サービス残業の心配がない
  • 時給は高めな事が多い

 


派遣社員なら自分や家族との時間、ライフスタイルにあった働き方を探せるよ!

 

夜勤専従の介護派遣の仕事をまとめた記事↓もあるので、よかったらご覧ください。

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紹介予定派遣社員の特徴、仕事内容、メリット

 

紹介予定派遣社員の特徴と、仕事内容

派遣社員として3か月、6か月といった期間を就業先で働き、契約期間後に自分自身と派遣先の同意があれば、直接雇用となります。

派遣期間終了後に直接雇用する場合、雇用形態(正社員、契約社員、パートなど)に法的な定めはないため、正社員を希望する場合は、正社員での雇用が可能かを確認しましょう。

仕事内容は、直接雇用を前提としている為、介護技術の派遣といったイメージの派遣社員よりも、多くを任される場合が多いです。

働きぶりをチェックされている事を意識し、しっかりと取り組む必要があります。

 

紹介予定派遣社員のメリット

紹介予定派遣のメリットは、派遣期間終了後に正社員登用の機会があるという事です。施設、求職者ともに、正社員として働けるかの見定めができる制度です。

派遣期間中にしっかりと働きぶりをアピール出来るので、不確定要素の多い面接よりは有利といえます。もちろん、待遇面に不満があるなど、働きたくなければ正社員登用を断る事も可能です。

正社員登用後の待遇等の交渉は、派遣会社が相談・調整を行ってくれるので安心ですね。

 

 

【紹介予定派遣社員のメリット】

 

  • 派遣期間終了後、正社員登用の機会がある
  • 正社員として働きたい職場か見定める事が出来る
  • 働きぶりでアピールできる
  • 待遇面の交渉は、派遣会社が間に入るので安心できる
  • 派遣期間中も派遣会社に相談にのってもらえる

 


正社員を目指すには良い制度だね!条件面の交渉も相談できる安心感があるね!

 

 

パート社員(介護職)の特徴、仕事内容、メリット

 

パート社員(介護職)の特徴と仕事内容

施設や、介護事業所の直接雇用で、時間給で働きます。昇給、ボーナスの有無は雇用先によります。昇給はあり、ボーナスは無しというところが多いです。

介護の施設では、長く働いているパートの方も多いです。経験のあるパートの方が、利用者に対する発見を正社員に報告するなど、対応改善の情報源となることも多いです。

仕事内容は、「食事、排泄、入浴」の介護、「食事配膳の準備」などを担当し、「利用者の記録」や他部署との連携が必要な仕事は、行わないことが多いです。

 

パート社員(介護職)のメリット

パート(介護職)のメリットは、週に2、3日、数時間など、ライフスタイルに合った働き方ができる事です。

長く働ける職場を見つけられれば、子育てや家事などをこなしながら、少ないストレスで働けるのではないでしょうか。

時間給の為、扶養内で働くなどの調整がしやすいこともメリットです。

また、正社員とは違い、8:00~16:00で週5日など、同じ時間帯で勤務している方も多い為、その時間帯における利用者の行動など、正社員よりもしっかりと観察出来ている方も多くいます。

そのほかにも、パートの方ならではの正社員には出来ない仕事ぶりは多くあり、経験をつめば、やりがいのある仕事ができるはずです。

 

 

【パート社員(介護職)のメリット】

 

  • ライフスタイルに合った働き方
  • 扶養内で働く調整がしやすい
  • パート社員ならではの、やりがいもある

 


パート社員さんならではの情報が利用者さんの対応に活かされることは多いよ!

 

 

パート社員(介護助手)の特徴、仕事内容、メリット

 

パート社員(介護助手)の特徴と仕事内容

パート社員(介護助手)は施設や介護事業所の直接雇用です。介護助手(介護補助)という職種が出来た背景には、介護職の人手不足があります。

介護助手という職種ができるまで、介護の現場では、正社員などの介護職員が「食事・排泄・入浴」の介護だけではなく、「利用者の居室の整備」や、「洗濯物」、「食事配膳準備」など、多くの仕事を行ってきました。

この中で、「利用者の居室の整備」「洗濯物」「食事配膳準備」など、介護技術が必要のない仕事や、体力負担の少ない仕事を切り分け、介護助手に行ってもらうことで、介護職が、介護技術を必要とする仕事を行う時間を多くとることが出来るようになりました。

また、利用者とお話をしたり、散歩をしたり、利用者の楽しみや生きがいにつながる仕事も役割のひとつです。

介護助手は、60代、70代の定年を迎えた世代や、介護に興味がある若者世代の介護職として働く前段階の職種として、介護の人手不足を補う役割が期待されています。

 

パート社員(介護助手)のメリット

介護助手のメリットは、60代、70代で定年を迎えた世代が活躍できることや、介護の知識や技術がない状態でも、介護の現場を体験できることです。

勤務時間についても、自分のペースで空いた時間に勤務することが可能です。

利用者とお話や散歩をすることは、介護の仕事ではとても重要なことですが、忙しい現場では置き去りになりがちです。

介護助手が採用されている現場では、利用者とお話をする時間もつくりやすくなります。そういった大切な役割を担う、大切な職種です。

 

 

【パート社員(介護助手)のメリット】

 

  • 60代、70代も活躍できる
  • 介護の技術や知識は必要がないことが多い
  • 自分の空いた時間に、自分のペースで仕事ができる
  • 利用者の楽しみや生きがいにつながる仕事が出来る

 


利用者さんも年の近い世代だと、お話がしやすいよね!

 

 

まとめ

 

介護職の雇用形態の特徴、仕事内容とそれぞれのメリットを紹介させていただきました。

介護の仕事には多くの雇用形態があり、それぞれのライフスタイルや年齢に合った選択ができます。

それぞれの雇用形態が、介護の現場で重要な役割をもっています。その中で、それぞれのやりがいを見つけていけるのではないかと思います。

この記事が、介護の仕事に一歩を踏み出すきっかけの一つになってくれたら嬉しいです!

 

介護の仕事に向いている人の特徴をまとめた記事↓もあるのでよかったらご覧ください。

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