介護の仕事のスピードを上げる6個のコツ。人間関係の改善にも効果あり!

仕事スピード

 

A子

A子
あーあ、今日の仕事は大変そうだなー
B夫

B夫
どうして?
A子

A子
だってC子さん仕事が遅いから、その分わたしが負担することになるんだもん

 

 

C子

C子
………(泣)

 

介護の職場での人間関係で、仕事のスピードが遅いことが関係悪化の原因となっている場合があります。

例えば、決められた時間内に20人の利用者のオムツ交換を職員2人で行うケースで、一人の職員が5人の交換しかできなければ、もう一人の職員が15人の利用者のオムツ交換を行う必要があります。

このようなことが積み重なると「この人とは仕事したくないな…」と思われてしまいます。

ですが、上のオムツ交換の例においても、ちょっとしたコツを押さえておけば仕事のスピードを上げることができます。

ここでは、人間関係の改善にもつながる介護職の仕事のスピードを上げる6個のコツを紹介していきます。

これを読めば、「あの人は仕事が遅いから…」なんて陰口を言われることもなくなります!

 

仕事のスピードを上げるメリットとは?

スピードを上げるメリット

 

まずは仕事のスピードを上げるメリットを説明します。

仕事のスピードを上げるメリットを知ることは、仕事のスピードを意識する動機付けとなり、実際の行動に反映されやすくなります。

 

 

仕事のスピードを上げる事のメリット

 

  • 利用者全員に平等にサービスを行うことが出来る
  • 必要最低限以外のサービスの時間を作ることができる
  • 職員間の負担のかたよりが少なくなる
  • 利用者の負担軽減

 

利用者全員に平等にサービスを行うことが出来る

仕事のスピードを上げることで利用者全員に必要なサービスを行き届かせることが出来るようになります。

例えば、2時間(120分)で15名の利用者に入浴していただくケースで、10名の入浴に100分の時間を使った場合、残りの5名を残った20分で入浴していただくことになり、場合によっては順番の最後の方の利用者は入浴ができないことになってしまいます。

介護の仕事は決められたスケージュールに沿って、入浴や食事などのサービスを行う場合が多いです。

そうしなければ、生きていく為の最低限のサービスを行き届かせることが難しいからです。

利用者全員に、食事・排泄・入浴といった必要最低限のサービスを受けて頂くためには、ある程度のスピードが必要な場合が多くあります。

 

必要最低限以外のサービスの時間を作ることが出来る

必要最低限のサービスとは、食事・排泄・入浴などの生きてくうえで必須となるサービスのことです。

必要最低限のサービスを安全に素早く終わらせることにより、お散歩やお話、歌レクなど、楽しみの時間を利用者にもっていただくことが出来るようになります。

楽しみをもっていただく為に、必要最低限のサービスを素早く終わらせ時間をつくると意識することは大切なことです。

そういった意識なく楽しみの時間を多くつくれば、必要最低限のサービスを全員に安全に受けて頂くことが難しくなります。

 

職員間の負担のかたよりが少なくなる

冒頭で紹介したように、仕事が遅いことにより、同じ時間帯ではたらく職員に負担がかかることは、人間関係の悪化につながります。

ある程度の仕事のスピードを身につけておけば、そういった不満を持たれることはありません。

 

利用者の負担軽減

入浴前に身体を洗う、排泄の介助など、羞恥をともなったり、寒かったりと時間をかけて介助をすることで利用者の負担につながる場合があります。

嫌なことは素早く終わるようにすることも、安楽な介助につながります。

 

 


仕事のスピードを上げることで、利用者さんにも良いことがあるんだね!

 

 

仕事のスピードを上げる6個のコツ

6つのコツ

 

仕事のスピードを上げる6個のコツ

 

  1. 事前に情報収集をしておく
  2. 時間を意識する
  3. 介助時の必要物品の事前準備
  4. 介助手順を決めておく
  5. 業務スケジュールの流れを把握しておく
  6. 無駄な動線を作らない

 

①事前に情報収集をしておく

介護の仕事では、利用者の日々の変化にともなう対応の変更など、申し送り事項を仕事前に収集しておく必要があります。

この事前の情報収集がしっかりと出来ていないことにより、対応の変更内容を必要になったその時に確認しなくてはならなかったり、後になって指摘されたりなどのロスを生むことになります。

 

②時間を意識する

時間を意識せずになんとなくで仕事をしていると、いつのまにか時間がたってしまいます。

介護の仕事はスケジュールに沿って行われます。

そのスケジュールをこなすために、この時間までにここまでを済まそうなど、短期的な目標を決めておくことで、いつの間にか時間がたっているといったことを避けることができます

 

③介助時の必要物品の事前準備

排泄介助など、介助を行う際に必要な物品は最初に用意しておきましょう。

アレが足りなければ取りに行き、ソレが足りなければまた取りに行き…、といった介助をしていてはいくら時間があっても足りません。

介助を始める前にまずは何が必要なのか?を観察し見極めましょう。

便失禁している様子があれば、陰部洗浄の道具、衣類汚染があるようならば替えの衣類など、介助中に何かを取りに行かなくてならない状況を作らないようにしましょう。

 

介助前の事前準備のポイント①利用者の観察(介助をする際に必要な物品は何か?)
②必要物品を手の届く範囲に準備する
③介助を始める

④介助の手順を決めておく

例えば入浴前の体を洗う介助時に、手順を決めずに行うと、「あっ!わきの下を洗ってなかった!」など手戻りが発生します。

「ここを洗ったら、次はここを洗おう」とその場その場で考えるのではなく、「首→腕→わきの下→お腹→足→背中」など一連の流れとして介助を行いましょう。

一つ一つやることをそのつど考えるているといつの間にか時間がかかってしまいます。

考えることなく行える手順を決めておくことで、仕事のスピードを上げることが出来ます。

 

⑤業務スケジュールの流れを把握しておく

1日の業務スケジュールの流れを把握しておくことで、次にやることへの流れがスムーズとなり、サービスの質に影響しない範囲での前倒し作業も可能となります。

介護の仕事はシフト勤務であることが多く、早番、日直、遅番など時間帯の違うシフトで勤務をしています。

例えば自分が早番の場合、この時間は日直・遅番は何をしているか?を把握しておくことで、全体の流れを見越した行動をとることが出来ます。

 

⑥無駄な動線をつくらない

「介助時の必要物品の事前準備」でも説明しましたが、何かが足りない時にとりにいったりすると余計な時間がかかってしまいます。

その場に合わせてあっちへ行ったり、こっちに行ったり…、といった動きが時間のロスとなる場合があります。

(例)食事後にすぐに部屋に戻るが食後にトイレに案内する必要がある利用者の場合

 

①「部屋に戻って横になってくつろいでいる所に声をかけ、トイレに案内する」
②「食後席を立った際に声をかけトイレに案内した後に部屋に戻って頂く」

 

この場合は②の方法でトイレに案内した方が、利用者・職員双方にとって負担が少ないといえます。

 

上の例のように「食後にトイレに案内する」という事が目的であれば、移動距離・時間のロスが少ない方法をとることで、仕事のスピードを上げることが可能です。

 


6つのコツを実践できれば、時間に追われて仕事をすることも減るはずだよ!

 

 

仕事が遅いと人間関係が悪化する理由

人間関係悪化

 

介護の良いイメージとして、利用者の残存機能を活かす自立支援や、穏やかな生活をサポートするといったイメージがあると思います。

自立支援や、穏やかな生活と仕事のスピードを上げることは、相反する考えです。

100%残存機能を活かした自立支援を行えば、仕事のスピードを上げることは難しく、せかせかと働く職員だらけでは穏やかな生活は送りにくいです。

そのようなイメージがあるにもかかわらず、なぜ仕事が遅いことによって人間関係が悪化がするのか?について説明していきます。

 

仕事が遅いと人間関係が悪化する理由

仕事が遅いと人間関係が悪化するというのは、すべての介護施設に当てはまるわけではありません。

仕事のスピードが人間関係に影響しやすい施設は、要介護度の高い利用者が多く、かつ人員不足の施設です。

このような施設は、一人当たりがやらなくてはならない仕事が多いため、仕事スピードで人間関係が左右されます。

また、サービス残業を強要されるような施設でもその傾向は強いといえます。

スピードが人間関係に影響しやすい条件①要介護度の高い利用者が多い
②人員不足である
③残業代が出ないのに、残業せざるを得ない環境

仕事のスピードで人間関係に悩まされない為に

だれしも、格好つけて言えば介護に対する理想のようなものがあるのではないでしょうか?

仕事のスピードを上げることが、その理想と相反するものだとすれば、仕事に対してやりがいを持つことは難しいかとおもいます。

自分のやりたい介護があるのに、それが人間関係の悪化につながるとなれば、モチベーションを保つことが難しくなるでしょう。

そのような場合は、自分のやりたい介護ができる環境に転職することも一つの手です。

 

人間関係に悩まされない職場に転職するためには

仕事のスピードでの人間関係に悩まされないために、転職することで自分のやりたい介護ができる職場に身を置くこともひとつの方法であることを紹介しました。

実際に仕事のスピードをあまり重視していない場合の多い職場の条件は次のようになります。

スピードをあまり重視しない施設の条件①要介護度の高くない利用者が多い
②人員が適正人数
③サービス残業がない
④休日数が多い
⑤有給取得率が高い

このような条件の施設は職員同士の人間関係も良く、しっかりと休養を取ることができ、職員一人当たりの仕事量も適量であるため、ダラダラと仕事をやるという事ではありませんが、職員がいつもピリピリし、やることに追われている環境になりにくいといえます。

上のような条件の職場への転職を考える場合、ネットやハローワークなどの求人を自分でさがして応募するような転職方法では満足のいく職場を見つけることが難しいです。

しっかりと職場の内情を確認するためにも、転職サイト(転職エージェント)を利用しての転職をおすすめします。

転職サイト(転職エージェント)とは、自分の希望の施設を紹介してくれたり、疑問点の確認などを求職先の施設におこなうサービスを無料で提供しています。

上述した「仕事のスピードをあまり重視しない施設の条件」を希望として伝えるなどすることで、その希望に沿った求人を紹介してくれます。

転職サイトは数多くありますが、業界最大級の求人数をもつ「スマイルSUPPORT介護」ならば、数ある介護施設からあなたの望みに沿った施設を提案してくれるでしょう。

転職サイト(転職エージェント)の利用の流れを紹介した記事もありますので、よかったらご覧ください。

 

介護の仕事をしている方は身を持って体験している方も多いと思いますが、介護の仕事の定期昇給額は低めです。(...

 


やることに追われて、ピリピリした職場で働いていると、利用者さんにも悪い影響がでちゃうよね…

 

まとめ

 

仕事のスピードを上げる6つのコツと、仕事のスピードが人間関係に影響する理由について紹介させて頂きました。

現実問題として、仕事の速さが人間関係に影響するということは多くあります。

チームで仕事をしている以上、仕事の負担がかたよってしまうと、負担がキツイ職員が不満を持ってしまうからです。

仕事のスピードで人間関係を悪化させないためには、同じチームで働く職員に負担がかたよりすぎないように、自分自身も仕事のスピードを上げる必要があります。

ですが、勤務する施設によっては、仕事のスピードを速くすることにそれほど捕らわれる必要のない施設もたくさんあります。

いつも仕事に追われ、ピリピリした環境で仕事をすることに疑問があるならば、自分に合った施設に転職することも一つの手といえるでしょう。

 

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