24時間テレビは感動の押し売り?押し売りでも地球は救っていると思う理由

24時間テレビは感動の押し売り?押し売りでも地球は救っていると思います

2019年8月、今年も24時間テレビ「愛は地球を救う」が放送されました。

1978年から42年間、毎年続いている番組であり、24時間テレビが放送していると夏が終わるなあと子供の頃から思っていたものです。

そんな24時間テレビですが、見る人によって感想はそれぞれで

 

感動したっ!!という人もいれば

 

感動の押し売りだよっ!!と怒りを感じる人もいます。

 

私自身、介護職という福祉業界に身を置くものの一人として感想を言わせて頂くと…

 

感動の押し売りとは思うけど、それでも地球は救っているな。

 

という風に思うのです。

 

24時間テレビは感動の押し売りだけど、地球は救っていると思う理由について説明させて頂きたいと思います!

 

 

24時間テレビは感動の押し売りか?

24時間テレビは感動の押し売りか?

 

24時間テレビの番組内容

24時間テレビと言えば、人が感動するような内容の企画が多く放送されます。

まずは猛暑の中、最後は足を引きずりながらマラソンする姿。

障がいをもつ子供が遠泳をしたり、野球に挑戦したり…、といったハンディキャップを負いながら頑張る姿を映しだします。

 

24時間テレビはなぜ感動の押し売りだと感じるのか?

介護職をしていて感じるのですが、介護の現場でも理想と現実があります。

よく介護施設の宣伝で見かける、「介護職と高齢者の方がひだまりの中で笑っている姿」というのがありますが、介護職の人が見ると…

こういう理想もあるけど現実は違うよな。

と感じるかと思います。(少なくとも私は)

24時間テレビでは障がい者の非日常な部分に焦点をあてて、現実的な日常にはあまり焦点をあてていません。

「頑張る姿=理想」だけを切り取ってドラマ仕立てに放送しているところが、現実的な日常を体感している方や、キレイごとではない日常が本質だと感じている方に、押し売り感を植え付けるのだと思います。

 

 

感動の押し売りでも地球を救っていると思う理由

感動の押し売りでも地球を救っていると思う理由

 

41年間の寄付金総額は381億円

24時間テレビでは放送と同時に「チャリティー募金」を行っており、1978年から2018年までの寄付金総額は381億円です。

一年につき10億円前後の善意の募金が集まります。

その寄付金の使い道も番組HPで公表しており、福祉車両や障害スポーツ支援、災害復興支援などに当てられています。

CMスポンサーの収入が日テレに入るとか、出演者に巨額なギャラが払われてるのはおかしい!といった意見もありますが

一人ひとりの視聴者が、募金という形で高齢者や障がいを持つ方に、生活を送る為の支援を行っているという事は事実です。

 

支援にあまり興味が無い人や興味があってもやり方が分からない人たちに、支援を行う手段と動機を提供する

 

そういった意味で、24時間テレビは地球を救っているように思います。

 

 

寄付金を集めるには感情を動かす必要がある

多くの視聴者が募金を行うことが、高齢者や障がい者が生活を送るための支援につながっていることを説明しました。

 

では、多くの視聴者が募金を行うためにはどうすれば良いか?

 

募金を行ってもらうためには、感動したり、支援したい!と強く思ってもらう必要があります。

日常の大変さを淡々と映していても、そういった強い感情をもってもらうことは難しいです。

感情が動かされない番組内容になった場合、寄付金は激減するのではないでしょうか?

そのため、感動の押し売りと評される、ドラマ性の強い番組である必要があるのです。

 

 

24時間テレビは感動ポルノという声もある

感動の押し売りでも地球を救っていると思う理由

 

感動ポルノとは?

感動ポルノとは、障がい者のステラ・ヤングが用いた言葉で、障害者が障害を持っているというだけで、あるいは持っていることを含みにして、「感動をもらった、励まされた」と言われる場面を表しています。

障がい者が、障がいがあってもそれに負けず、積極的に前向きに努力する姿をクローズアップしメディアで放送するようなことを指します。

 

NHK番組から批判された過去も

NHK番組の「バリバラ」では、24時間テレビを感動ポルノだと評したことがありました。

番組内では、障がい者の9割の方が、24時間テレビに不快感を示したと番組内では放送されました。

 

障がい者の方の思いを反映した番組作りが必要

24時間テレビは寄付金を用いて、高齢者や障がい者の支援を行っていることは事実です。

ですが、その手段である「感動ドラマ」は障がい者の方に不快感を抱かせているということも事実なようです。

より良い番組にするためには、障がい者の方の思いを反映した上で、視聴者の感情を揺り動かすような、番組作りをしていく必要があると思います。

 

 

まとめ

24時間テレビは感動の押し売りだけど、地球は救っていると思う理由について説明させて頂きました!

感動の押し売りは、視聴者の感情を揺さぶり、その感情がチャリティー募金という行動につながります。

視聴者一人ひとりの支援である寄付金は、福祉や災害支援に使われており、24時間テレビは視聴者が支援を行う、動機と手段を提供しています。

ですがその反面、NHK番組の「バリバラ」では障がい者の9割が不快感をもったと紹介しています。

「愛は地球を救う」にふさわしい番組にするためには、障がい者の方の意見をしっかりと聞いた上で番組づくりに取り組む必要があると思います。

 

 

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